勝間和代はなぜ増原裕子との同性愛をカミングアウトしたのか?LGBTについて解説! エンタメ

勝間和代はなぜ増原裕子との同性愛をカミングアウトしたのか?LGBTについて解説!

「強気で美人のハンサムウーマン」としてテレビや講演会などに引っ張りだこの勝間和代さん。そのイメージは今でも変わりませんが、最近では自身の同性愛をカミングアウトしたことでも話題になりました。お相手の増原裕子さんとの関係についてまとめてみました。

目次

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決意のカミングアウト!同性愛だった勝間和代

自身が同性愛者であり、すでに増原裕子さんというパートナーがいることをカミングアウトした勝間和代さん。LGBTについての知識や理解が進んでいる時代とはいえ、現代のトップランナーである勝間さんの告白は大いに注目を浴び、賛否両論を巻き起こしました。勝間さんの決意のカミングアウトの背景に迫ります。

同性愛を隠していた……勝間和代の苦悩

勝間和代さんは1968年生まれ。その当時の日本はLGBTなどという概念そのものがなく、セクシャルマイノリティについての理解もほとんど進んでいませんでした。勝間さんも学生時代、クラスの女子への恋心に気づいたものの周囲に相談することができず、葛藤をひとりで抱え込んでいたそうです。

そもそもLGBTって何?同性愛との違い

セクシャルマイノリティという言葉がテレビでも当たり前に取り上げられるようになりましたが、一方でLGBTがひとり歩きしてしまっているような風潮があります。同性愛はLGBTの一種であり、「同性愛=LGBT」ではありません。

LGBTとは、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の総称であり、個々人の性的指向、あるいは性認識のバリエーションを表します。今回女性との交際をカミングアウトした勝間さんはLGBTの定義ではレズビアンということになります。

勝間和代は同性愛じゃない?LGBTの誤解

同性愛をカミングアウトし、レズビアンであることを公表した勝間和代さん。ただ、勝間さんは大学在学中に結婚をしてお子さんも授かっており、そのことを考え合わせると勝間さんは正確にはバイセクシャルではないかと考えられます。ただまあ、カテゴライズにあまりこだわりすぎるのも意味はないんですけどね。

まだまだ残る同性愛への偏見……勝間和代の闘い

経済学者として揺るぎないポジションを築きあげている勝間和代さんでさえ、そのカミングアウトがすんなりと受け入れられたわけではありませんでした。勝間さんのカミングアウトにはさまざまな批判が寄せられ、それがLGBT全体への非難につながっているという側面もあります。勝間さんの闘いは、まだまだつづきそうです。

同性のパートナーと暮らしていることをネットでカミングアウトしたその日の夜、勝間和代さんはレギュラーを務めるTOKYO MX『バラいろダンディ』に出演し、告白を決意した経緯について語った。「(最近彼氏は? などと)言われても否定ができなかったり、あるいは1日旅行に出かけたりすると、(同行している彼女が)マネージャーだと思われるんですよ。やっぱり良くないじゃないですか、お互いの関係性として。私が堂々と言えないのも嫌でした」と、カミングアウトに至った心境を明かし、一般からも多くの祝福の声が寄せられたことを紹介しながら、涙ぐんだ。今回、『総務部長はトランスジェンダー』を出版した岡部鈴さんとの対談が実現。カミングアウトをテーマに語り合った。

(引用;ライブドアニュース)

増原裕子との結婚は?勝間和代と同性愛の限界

増原裕子さんと長年交際関係にあることをカミングアウトした勝間和代さん。LGBTであっても交際から結婚へ……というのは決して不自然な流れではありませんが、勝間さんのなかでは結婚にまだまだ壁を感じているようで、「少なくとも今は自然なパートナーのままでいたい」というのが本音のようです。

同窓会でも講演!勝間和代の地道な啓蒙活動

慶応義塾大学中等部の同窓会に出席し、同性愛とLGBTについての講演を行った勝間和代さん。講演では自身の学生時代からの葛藤や恋愛体験を赤裸々に語り、LGBTへの理解を日本でももっと進めるべきだと強く訴えた勝間さん。こうした当事者の地道な啓蒙活動が大切なんですよね。

LGBTをもっと知って……東宝レインボープライドの活動

LGBTへの理解と共感を促す活動をつづけている当事者団体として、「東宝レインボープライド」があります。勝間さんもこの団体のイベントには度々出席しており、LGBTの当事者という立場から率直な発言を行っています。こうした当事者団体は世界各国でつくられ、国を超えた交流がつづけられているようです。

同性愛で干された?勝間和代の告白は成功したか

勝間さんのカミングアウトは概ね好意的に受け入れられているようですが、一部では「同性愛だから干された」という悪意のある噂も流れています。確かにここ数年勝間さんのテレビでの露出は少なくなっていますが、それは著作活動やLGBTの啓蒙活動のほうに軸足を移しているためで、決して同性愛を理由に干されたわけではありません。

子供を産まなきゃだめですか?同性愛への冷たい眼差し

「東宝レインボープライド」などの当事者団体が熱心に啓蒙活動をつづけている一方で、セクシャルマイノリティについての誤解や偏見がまだまだ根強く残っているのは事実です。最近でも「同性愛者は生産性がない」と公に発言する現職の国会議員が批判されました。ただ同性が好きだというだけで、なぜこんなにも冷遇されてしまうのでしょうか。

杉田氏の寄稿をめぐって、自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で「当事者の方が社会・職場・学校の場で辛い思いや不利益を被ることのないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だと思っている」とした一方、「人それぞれ政治的立場は元より、いろんな人生観、変化がある」と発言。菅義偉官房長官は24日の会見で「国会議員の1つひとつ(の発言)に、政府の立場でコメントすることは控えたい」と述べた。

(引用:ライブドアニュース)

あの人もカミングアウト!LGBT芸能人の需要

オネエタレントのブレイクに象徴されるように、芸能界でも少しずつLGBTへの理解が進んでいると言えます。最近では有名芸人がバイセクシャルであることを公表したりと、ゲイ以外のマイノリティについても認知されはじめているようです。影響力に恵まれている著名なタレントがLGBTを公表することの意味は大きいと言えるでしょう。

ただ、LGBTをバラエティで取り上げると「LGBTの人を馬鹿にして笑いものにしている」という批判が起こるのも事実で、行き過ぎた脚色が当事者や周囲の人々を傷つけ、間違った方向の理解を広めてしまっていることは認めざるを得ません。セクシャルマイノリティとテレビとの距離感は、まだまだ手探り状態と言えるのかもしれません。

LGBTへの差別?フジテレビのバラエティで考える

つい先ごろも、「とんねるずのみなさんのおかげでした」最終回SPで放映されたコントがLGBTへの差別につながるとして批判にさらされました。今はもう「差別の意図はなかった」ですまされる時代ではなく、マイノリティへの配慮も組み込んだうえで「ぎりぎりの面白さ」を追求すべき世の中なのかもしれません。

理解と共感の時代に!日本を変えた勝間和代のカミングアウト

アラフィフにして自身のセクシャリティをカミングアウトした勝間和代さん。その勇気と覚悟はきっと、並大抵のものではなかったでしょう。勝間さんの勇気をたんなるブームで終わらせないためにも、個人レベルでもっとLGBTへの理解を深めましょう。