藤浪晋太郎は精神的な病気のイップス!?その原因や治療法とは?

プロ野球チーム・阪神タイガースに所属している藤浪晋太郎さん。甲子園に出場した際は大阪桐蔭高校のエースとして、春夏連覇に貢献しました。しかし藤浪さんはプロ入り後制球難に苦しんでおり、その原因は精神的な病気ではないかと言われています。一体どんな病気なのでしょうか?

藤浪晋太郎の制球難の原因は精神の病気・イップスによるもの?

藤浪さんは大阪桐蔭高校に在学中の時からピッチャーとして活躍されていました。チームの甲子園連覇に貢献していたほどなのですから、その実力は本当に素晴らしいものだった筈です。しかし藤浪さんはプロ入りの道を選んで阪神タイガースに入団してから年々デッドボールが増えているのです。

プロ入り1年目は2個だったデッドボールは2年目と3年目にはそれぞれ11個に一気に増えています。故にその年のセ・リーグでは「デッドボール王」という不名誉な称号まで与えられてしまいました。そのことに多くのファンの間ではイップスと呼ばれる病気なのではないかという心配の声が上がっています。

イップスとはどんな病気?藤浪晋太郎は本当にイップスなのか?

イップスとは精神的な要因やトラウマから突然思い通りのプレーが出来なくなる症状のことを指します。元々はゴルフの特有の用語でしたが、現在はスポーツ全般で使われています。イップスという名前はこの症状から引退を余儀なくされたプロゴルファーが名付けたもので、正式な病名ではありません。

藤浪さんの制球難はそのイップスなのではないかと噂されています。ですが正式に藤浪さんや球団から公表されているわけではないため、本当にこの病気を患っているのかどうかは定かではありません。しかし、ここまでデッドボールが増えてしまうことから明らかに本調子ではないことは明らかです。

藤浪晋太郎がイップスだとしたらその原因とは?

確証がないため断言はできませんが、もし藤浪さんがイップスにかかっているとしたらその原因は何なのでしょうか?一説によれば、過去に広島カープの黒田投手にデッドボールを当ててしまったことが原因なのではないかと言われています。当時デッドボールを当てられた黒田さんは激怒し、乱闘になりかけてしまったとか。

このことから藤浪さんはイップスにかかってしまったのでは、という声もあります。しかし、この出来事は2015年に起こったことで、制球難自体は2014年から見られるため、黒田さんが原因とはいえないのでは、というファンもいます。ですが、このことがイップスの症状を進行させてしまった可能性はあると言えるかもしれません。

菊池投手への死球に藤浪晋太郎は怯えた表情を浮かべた

黒田さんのことの後、マウンドに立った藤浪さんは今度も同じカープの菊池さんにもデッドボールを当ててしまいます。広島カープの石井コーチが激しく審判に抗議し、一触即発の状況になったそうで、藤浪さんは真っ青になってしまったようです。投げたボールはキャッチャーの要求とは逆の球でした。

「あれはもう、相手との『勝負』になっていないよね。自分の中で『また右バッターだ、ぶつけたらどうしよう』というプレッシャーとの闘いになっているわけですから。

2回に大瀬良にぶつけた球なんか、キャッチャーが外に構えているのに逆球でインサイドに抜けて当てている。ああなると、本人はもう恐くて放れない状態だと思います」

当日、実際に藤浪の様子をつぶさに見ていた北別府学氏がこう言うように、この日、藤浪は7四死球を献上。相手はすべて右バッターだった。

(引用:週刊現代)

このように、藤浪さんがデッドボールをぶつけてしまいやすいのは右バッターのようです。ボールを投げるといつも右にすっぽ抜けてしまい、相手の肩や胴に当たりやすいのですね。四球も入りやすく、ストライクが取れない状況になっています。

イップスの原因は阪神病?藤浪晋太郎にもう一つの病気の可能性

藤浪さんがイップスになった原因は阪神のチームの変化にあるという話もあります。プライドの高い藤浪さんは、目上の人の言うことを聞かないところがあったとか。阪神の監督が現在の金本監督に代わってからはチームの決まりが厳しくなります。それでも藤浪さんは態度を改めず、監督との関係も悪化していたようです。

また、試合で大量失点した罰として球を投げさせられたり、ミーティングに遅刻してしまった際の怒られ方に納得できなかったりと監督への反感や環境の変化がイップスの原因になっているのでは、という説もあります。以前の和田監督の時には何も咎められなかったからこそ余計に精神的な影響は大きそうです。元阪神のOBで心配している方もいます。

藤浪晋太郎は帰ってこられる?イップスの克服法や治療法は

イップスに克服法や治療法はあるのでしょうか。調べてみると、医学的に明確な治療方法はなく、克服できるかどうかはその人にかかっているようです。基本的に、最初は原因となる出来事の失敗を直視し、小さい成功を積み重ねて自信を取り戻していく、という治療方法になるようです。

しかし、精神的な負担をかける方法なので人によっては厳しい可能性もあります。また、克服できたとしても発祥から時間が経っていることも多く、かなりの時間を要する病気のようですね。藤浪さんも克服するまで時間がかかる可能性があります。トラウマや嫌なことを思いだすのは辛いことですし、乱闘騒ぎも起こしているため余計かもしれません。

イップスはイチローも悩んでいた

イップスに悩まされていたスポーツ選手は決して少なくありません。野球ではあのイチローさんもイップスに悩んでいたそうです。イチローさんがイップスになったのは高校二年生の時だったそうで、上級生にボールを投げることへのプレッシャーからイップスを患ったそうです。

僕らの時代は1年生の僕らがゴミで、2年生が人間、3年生が神様っていう位置付けなので。ゴミが神様に投げるわけですから、それは大変なもんですよ。それでイップスに

(引用:日刊スポーツ)

治ったのはプロになってしばらく経ってからだったとか。初めて日本一になった時もまだイップスだったそうです。イチローさんですら「一番のスランプ」と仰るくらい、イップスは辛いものであるようです。想像するだけで怖いですね。

藤浪晋太郎の制球難は病気ではなく投球フォームが原因?

藤浪さんのデッドボールや四球が多いのは病気ではなく投球フォームの問題ではないか、という方もいます。確かに、狙ったようにストライクを入れるためにも投げる際のフォームは重要です。それが全ての原因かはわかりませんが、実際体制や投球リズムに狂いが見られるのは確かなようです。

コーチの助言を素直に聞かないので、上半身と下半身のバランスが崩れ、右肩が下がるフォームも修正できないのです

(引用:日刊ゲンダイDIGITAL)

他にも腕を振る動作が必要以上にゆっくりとしていることもフォームを狂わされている原因ともいわれているようです。フォームに狂いがなければコントロールもしっかり出来る筈ですからね。果たして精神的な苦痛からフォームが乱れているのか、単純に形が悪いだけなのか…わかりませんが、藤浪さんの課題は多そうです。

藤浪晋太郎の現在は?調子は戻っているの?

現在藤浪さんは二軍となっており、一軍を目指しています。19年7月の時点では、1軍の先発枠は2軍から秋山が抜てきされてしまいました。矢野監督は「いま、現状は(一軍は)ないんじゃない。候補にはずっと入っている」と語っています。まだ現在もコントロールに苦戦しているみたいです。

2019年5月、ゲンダイが藤浪晋太郎のメジャー挑戦案も浮上していると報じました。2019年7月には「トレード説」について東スポが報じています。しかし藤浪は「阪神でダメならばどこに行ってもダメなんだと思う」と話しているそうで、あくまで阪神で結果を残して復活する姿勢を見せています。

まとめ・藤浪晋太郎の復活が待たれる

ここまで藤浪さんの病気疑惑についてお伝えしました。本当にイップスなのかどうかは今のところわかりませんが、藤浪さんが今もボールのコントロールに苦しんでいるのは事実です。イップスは今まで当たり前にできていたボールの投げ方すらわからなくなってしまうというので、本当にそうだとしたらとても苦しい筈です。

藤浪さんの調子が悪いのは金本監督との確執という噂もありますし、早く環境を整えて、藤浪さんが克服できるように周りの人間が協力する必要がありますね。どんなに時間がかかっても、藤浪さんの復活を多くのファンが待っています。